生活

台湾に移住するメリットとデメリット【現地在住者の体験談付き】

2021年8月9日

・台湾は移住先として日本人に合うのだろうか?
・台湾に移住した際のメリットやデメリットを知りたい。
・いくらぐらいで毎月暮らせるのだろうか?

 

こんなお悩みにお答えします。

 

私のプロフィールを簡単に説明すると

  • 大学卒業後台湾へ語学留学
  • 台湾にて大学院卒業
  • 台湾で就職し3年以上経過

となります。

 

私は台湾生活が長いのですが、最初の頃は言葉が分からなかったですし、初めての海外生活でしたから、色々と大変でした。

 

 

そういった経験をしているので、台湾で移住し生活した場合のメリットデメリット体験談から具体的に説明することができます

 

 

台湾に移住を考えている方だけではなく、留学を考え中の方も本記事を読めば台湾に来た後の生活をイメージをすることができます。

 

 

留学に関しては、「留学経験者が留学の良さを分かりやすく解説」をチェックしてみてください。
留学の良さをご説明しています。

 

 

先に結論を述べますと、
移住を考え中ならわたしは移住をおすすめします
日本のストレス社会が嫌だ、生活の環境を変えてみたいなら台湾は移住先としてはベストな国だと断言します

 

それでは、台湾に移住するメリットとデメリットを現地在住者の体験談を用いて説明します。

 

台湾に移住するメリット

メリットの画像

漢字なのである程度の中国語の基礎があれば読んでわかる

全く中国語ができない状態でも、日本人なら漢字を読めば意味は大体わかります。

 

 

台湾語(繁体字中国語)はすべて漢字を使いますが、一部の漢字は日本語の漢字と形も同じですし、同じ意味を持つものがあります。

 

 

例えば、牛、肉、水とかの漢字は台湾でも同じように使われており、意味も同じです。

 

 

但し、中には見ても意味が全く分からない漢字もあります。
例として猪肉、下水湯をあげます。

 

 

どちらも食べ物ですが、下水湯を知らない方はまずこれは注文しないでしょうね笑

猪肉→豚肉、下水湯→鳥や豚のモツを使ったスープです。

 

 

分からない漢字があっても、大体こんな意味かなとある程度、日本人なら意味を想像できるかと思いますが、上記の漢字から意味を正確に把握するのは難しいですね。

 

 

台湾に来た後に食事をする際に、予想していたものと違うことが多々あるかと思いますが、それはそれで良い経験になると思います。

 

 

メニューに写真がついているお店もありますので、留学初期の頃は写真がある店をよく好んで行ってました。

 

 

台湾にせっかく来たならやはり台湾の人とコミュニケーションしたくなると思うので、中国語を学びましょう。学んでおいて絶対に損はしないです。

 

 

台湾には言語学校がたくさんありますので、基礎レベルの中国語をさらにレベルアップしてみてはどうですか。「台湾の語学留学で何を準備すれば良いのか」にてざっくりと説明してます。

 

全く中国語が分からない状態で来ても(私のように)、問題なく暮らしていけたので、迷っているなら行動してみましょう!

 

食事がおいしい

小籠包の画像
台湾といえば小籠包

台湾の食事は美味しいです。カロリー高いので注意しないと太ります笑

 

 

台湾の食事はどれも日本人の舌にも合います

 

 

小籠包・角煮弁当・ワンタンスープ・火鍋・タピオカミルクティー・パイナップル等々、バリエーションも豊富にあります。

 

 

八角や臭豆腐(字の通り匂いが臭い豆腐)等が苦手な方もいるかと思いますが、慣れていくと意外にも平気になっていくと思います。

 

 

すべての料理に八角が入っている訳では無いので、食事面への心配は無用です。

 

 

日本食が恋しくなった場合でも日本食のチェーン店が台湾にいっぱいあり、味も日本で食べていた時と同じなので、台湾で十分暮らしていけます。

 

生活費が安い

台湾は物価が安いので、1か月の生活費は日本で生活するより抑えることができます。
私の1カ月の生活費は2万5千円前後です。

 

下記は私のある月の生活費の内訳です
 食費       :3,654元(約13,000円)
 通信/光熱費     :1,528元(約5,500円)
 スーパー/コンビニ  :856元(約3,000円)

私は節約して暮らしているので、この額で生活していますが、家賃を含めても10万円あれば普通に暮らせて行けます!

 

 

私のように節約してれば、5万円あれば余裕で生活できます

 

 

私の実際の生活費は「台湾でのリアルな1か月の生活費を公開します、節約に関する情報も有ります
にて詳しく説明していますので、併せてご覧ください。

 

世界一の親日国

台湾は世界で一番の親日国と言っても過言ではないのはご存じだと思います。

 

 

台湾からは東日本大震災で多額の寄付を頂きましたし、そのお礼として日本から台湾へアストラゼネカワクチンを寄付した際、台湾では大々的なニュースにもなりました。

 

 

台湾で住んでいて困ったことがあれば親身になって助けてくれます

 

 

日本語を学んでいる台湾人の方をよく街中で見かけたりするので、会った際は国際交流をしてみましょう。

 

 

これは私が日本人というのは関係なく、台湾の人は相手が何人とか関係なく手助けしてくれます。台湾に来て右も左も分からない時は非常に助かりました。

 

Toshi
台湾は親日国ですし、皆さん親切です。

 

治安が良くて安全

台湾に長年住んでいますが、危険な目にあったことは全くありません

 

 

夜中でも出歩けますし、犯罪行為の被害に遭ったことは0です。

 

 

但し、日本と同様に過ごすのではなく、外国にいるという意識を持つのは大事です。

 

 

自分から喧嘩を吹っ掛けるような人や泥酔して手持ちの財布をほったらかしにするような人は言わずもがな被害に遭うでしょう。

 

 

治安が良くて安全なのは、生活する上でメリットですね。

 

台湾に移住するデメリット

デメリットの画像

文化や価値観の違い

日本は世界でも有数のサービスが優れている国の一つですよね。

 

 

きめ細かいですし、相手(お客さん)に対するサービスや態度も素晴らしいと日本を離れてより一層実感しました

 

 

台湾と日本では文化や価値観が違うので日本と比べるのは対等ではないのですが、やはり目についてしまう面を垣間見るかと思います。

 

 

例えば、デパート内の売り場の店員がスマホをいじっていたり、適当に対応されたりなど、日本基準で物事を見るのではなく、これが台湾なんだなと慣れることが必要です。

 

 

仕事の際に失敗する例としては、日系企業が日本での仕事やり方やマインドをそのまま台湾の人にやらせようとして、反感を持たれたり、指示を出しても指示を聞かなくなったりというのを見たり、よそから聞いたりしました。

 

 

台湾で仕事をする際は台湾と日本では文化や価値観が違うというの忘れずに行うことが大切です

 

水道水が飲めない、手間がかかる

台湾は日本とは違い水道水を飲むことができません。

水を沸かしても飲用はできません

 

スーパーやコンビニで水を買って生活をします。

 

あとは道端にある「加水站」という所で、容器を持って行き給水します。
水のガソリンスタンド(セルフ式)みたいな感じです。

 

スーパーで買うより、「加水站」で買う方が値段は安いですね。

 

台湾では水道代の他に飲用水代が定常的にかかりますし、買いに行かなくてはいけない為、手間がかかります。

 

交通事故が多い

台湾では交通事故が多いです。

 

パトカーが停まってる側に横たわったバイク2台があるのをよく見かけたりします。

 

 

基本的に台湾では歩行者優先ではありません。横断歩道を渡っている目の前をバスが横切っていきます。

 

 

車優先社会ということを忘れずに生活しましょう

 

 

逆走、信号無視の右折は日常的に見ます笑
北より南の方がルーズなことが割と多いです。

 

 

台湾では事故が起こると保険金の申請の為に現場を保存します。その為、事故車両は動かしてはいけません

 

Toshi
道の真ん中で車やバイクが道を塞いでいたとしても勝手に動かさないようにしましょう。

 

給料が安くなる(日本と比べると)

台湾は日本と比べると給与が安いです。

 

2021年7月の発表によると台湾人の平均給与は月45,091元(約158,000円)となっています。
台湾行政院主計總處より参照(参照元リンク)

 

 

業種にもよりますが、大体みんなこの金額ですね。

 

 

日本に比べて税金面が安いのと台湾の物価・生活費を考えると日本で暮らすよりは手元に金額は残ると思います。

 

 

詳しい給与の情報は別記事にてまとめたいと思います。

 

まとめ:迷っているぐらいなら移住してみましょう

台湾に移住した場合のメリットデメリットを現地在住者の体験談から説明しました。

 

デメリットよりメリットの方が多いですし、メリットはもっと書こうと思えば書けます。

 

仕事の面でも日本と違ってストレスフリーで仕事ができますし、台湾で過労死はめったに見かけないです

 

Toshi
もし、迷っているぐらいなら1年間お試しで来台してみましょう。

 

現在はコロナにより来ることが難しいですが、コロナ後を見据えて今は準備をする時期です。

 

それでは、以上となります。

 

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