停留ビザについて詳しく知りたい
停留ビザの申請時に注意すべきことって何だろう?
停留ビザはどうやって申請するの?
本記事ではこのような疑問を持っている方にご説明します。
申請する際にウェブサイトで申請を行いますが、言語が中国語か英語しか選択できないので、ビザ取得経験者が申請方法を細かくご説明します。
コロナの状況によってはビザの発給を停止している可能性がある為、正確な発給情報はご自身でご確認ください。
停留ビザとは何か

停留ビザについて
日本人の場合はビザ免除期間が90日間あり、90日間以内の滞在の場合は申請不要で台湾に滞在できます。
台湾に旅行する際に皆さんはわざわざビザを申請しませんよね?
免除期間を二国間で取り決めている為、旅行の際は特に気にせず入国できています。
この免除期間の90日を超えて滞在する予定のある人(語学留学など)は、台湾入国以前に停留ビザを申請しなければなりません。
つまり、停留ビザ=長期で滞在する人の査証となります。
停留ビザを申請せずに台湾入国し、90日を超えて滞在したいなと思ってもビザの申請は受け付けてもらえません。
長期で台湾に滞在予定の方は必ず停留ビザを申請しましょう。
停留ビザの種類
停留ビザには色々な種類がありますが、利用が多い主な停留ビザは下記の通りです。
- 一般停留ビザ
- 半年以下の交換留学
- 語学研修用の停留ビザ(私はこちらを利用して台湾に入国)
申請するために準備すべきものは申請するビザの種類により異なっています
台北駐日経済文化代表処の停留査証(VISITOR VISA)にて確認できます。
共通で必要な物は
- パスポートとそのコピー(有効期限6カ月以上必要)
- 専用のウェブサイトでビザを申請しそれをプリントアウト
→次の項目で申請方法を詳しく説明しています、注意事項もあるので続けてご覧ください。 - 証明写真2枚(3.5x4.5㎝)
- 渡航目的を証明する書類
〇一般の場合は戸籍謄本
〇交換留学の場合は留学先の入学許可書とそのコピー、所属大学の在学証明書
〇語学留学の場合は語学学校の入学許可書とそのコピー、50万円以上の残高証明書とそのコピー、学習計画書
となっています。
続けて、停留ビザの申請方法を説明します
停留ビザの申請方法手順

専用のウェブサイトでビザの申請を行いますが、その手順を説明します。(語学留学をする場合を例として)

1. ウェブサイトに入ると初期画面はこのようになっています。中国語もしくは英語が選べます。赤い矢印をクリックして先に進みましょう

2. 国籍、滞在日数(停留ビザは1‐180日)、出入国回数、訪台の目的となります
滞在日数の180日以上は居留ビザという別の種類のビザですが、本記事では説明を省きます。矢印の説明は項目番号3番で説明
出入国回数のところは多次(複数回)を選びましょう
こちらは台湾入国後に何回出入国を行う予定かを聞かれています。急に日本に一時帰国する可能性もあるのでここは 多次(複数回)を選びましょう 。

3. 訪台目的を語学学習と選んだ後に上記画面が現れますが、語学学校の入学許可書を取得しているかどうかの確認文章となります

4. 英語の氏名、漢字の氏名、生年月日、出生地の県庁所在地及び国、性別、婚姻状況の順となります

5. パスポートの種類、パスポート番号、パスポートの申請日と有効期限、パスポートの発行場所、国籍の順となります

6. 日本の住所、電話番号、台湾の住所、電話番号、e-mailアドレス
台湾の住所と電話番号は語学学校とかの住所で問題ありません。

7. 台湾によく来るかどうか、来台予定日、台湾出国予定日、留学先の学校名、台湾での連絡先と電話番号、その人との関係となっています。
台湾での連絡先と電話番号も留学先の言語学校名とその電話番号で大丈夫です。

8. こちらは犯罪歴があって入国を拒否されたことがあるかとか違法な犯罪行為に関しての質問事項ですが、こちらは該当しない場合は、全て否を選びましょう

9. 東京で申請する場合は添付写真の通りに選びましょう

10. 空白になっている部分があなたが申請したビザの管理番号となります、送件をクリックすれば申請が完了します
もし、修正やもう一度記載内容を確認したい場合は黄色のボタンを押しましょう!

11. 先ほどの画面で送件ボタン、もしくは黄色のボタンのどれを押しても上記の画面になります。黄色のボタンを押すと編集や印刷をすることができます
お疲れ様です!!
ウェブサイトで申請完了後、PDF形式の本申請書を2部印刷しましょう。あとは、必要な物を準備し、台北駐日経済文化代表処で停留ビザを申請できます。
注意事項
このウェブサイトでの申請で不備があった場合は申請が受理されないのでお気を付けください。
受理されなかった場合はその場で申請不可の旨が言い渡されます。
その場合は
①再度自宅に戻り、ウェブサイトで記入した部分を編集し、印刷、再度申請
②台北駐日経済文化代表処の近くの漫画喫茶で作業し印刷、再度申請
上記2通りの方法がありますが、台北駐日経済文化代表処の最寄り駅近くに漫画喫茶があるので
そちらで作業した方が早く済みます。
私は一度申請が受理されず、記載内容に不備があったため、②を選んで再度申請しました笑
すべてが完了すれば、約1週間でビザが完成するので再度取りに行くことになります。
まとめ
台湾の停留ビザについてまとめてみました。
停留ビザにも色々な種類があり、申請に必要な物も異なりますので、ご自身にあった物を準備しましょう。
ウェブサイトでは中国語か英語しか言語を選べないので、本ブログの申請方法手順を見れば、申請も容易にできると思います。

それでは、以上となります。
留学前に準備すべきものを下記サイトにてまとめてますので併せてご覧ください。
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台湾の語学留学で何を準備すれば良いのか【台湾留学準備編】
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