コロナ後の海外旅行先としてなぜ台湾をオススメするのか、台湾在住者が台湾の現在のコロナ状況も踏まえてご説明します。
本記事の信頼性としては私のプロフィールを見て頂ければわかると思います。
大学卒業後台湾へ語学留学 ▶︎台湾にて大学院卒業 ▶︎ 台湾で就職し3年以上経過
台湾に住んでいる為、実際の状況をリアルタイムで知ることができ、中国語もできるので台湾の人からも情報を聞くことが可能です
本記事の主な内容は以下の通りです。
- 現在の台湾コロナ状況
- コロナ後の旅行先として台湾をオススメする理由
台湾のコロナ状況を知りたい方や台湾を旅行先として考えている方は、ぜひお読み下さい。
Contents
現在の台湾のコロナ状況

感染者数
台湾衛生福利部(日本で言うところの厚生労働省)の発表によると、2021年7月28日時点でのコロナ感染者数は15,619人、死亡者数は787人となっています。今の所、毎日の新規感染者数は約20人前後を推移しており、7/27-8/9まで警戒レベルを第二級に引き下げて様子を見ている状況です。
参照リンク:https://www.cdc.gov.tw/Bulletin/List/MmgtpeidAR5Ooai4-fgHzQ
レベル2の内容は集会活動の人数制限緩和や店内飲食の解禁などが挙げられます。
また、台湾の居留証を持たない非台湾籍の入国の一時停止は依然として実施されている為、一般旅行者の台湾旅行解禁はまだまだ先のようです。
しかし、世界的で最もコロナを封じ込めている国の一つであり、政府のコロナ対策が日本とは異なりしっかりしています。
政府のコロナ対策や台湾国民自身のコロナに対する危機管理は、台湾に住んでいてとても頼りになりますし、安心感があります。
コロナがある程度収束し、旅行が解禁となった際、コロナ対策がしっかりとしている国であれば、安心して旅行ができると言えます。
ワクチン接種の状況
台湾でのワクチン接種は医療関係者を中心に3月末頃から始まっております。今は一般の方にも少しずつですが、ワクチン接種が可能になっている状況です。
ワクチンの種類は2種類あり、アストラゼネカワクチンとモデルナワクチンを使用しています。
ワクチン接種完了人数は
- アストラゼネカを1回打った人の数は4,195,296人、2回接種が完了した人は191,852人
- モデルナを1回打った人の数は2,834,957人、2回完了した人は96,181人となります。
合計すると1回打った人の数は7,030,253人で、2回打った人は288,033人です。

台湾の人口は約2,300万人なので、約3割の人が1回目を打っている計算となります。
しかし、2回完了した人は見てわかる通り、まだまだ先は長いなというのが実情です。
感染者数は減ってはきているものの、ワクチン接種状況が依然として遅れているので、海外からの旅行者に向けて受け入れを開始するのは当分難しそうです。
暗い話はこのぐらいにして、コロナが終わった後のことを見据えて、コロナ後の旅行先として台湾をオススメする理由を説明したいと思います。
コロナ後の旅行先として台湾をオススメする理由

日本から距離が近い
一つ目の理由としては距離が近いことがあげられます。
成田、羽田から約3時間ほどで台湾に行くことができます。
飛行機の移動も長くなってくるとそれだけで疲れますし、
3時間程度なら映画を1本見た後に少し寝ればもう到着しています。
近いので、旅行日程も短期で設定できますし、持っていく荷物もその分少なくて済みますね。
料理がおいしい
台湾料理といえば何を思い浮かべますか?
私が真っ先に思い浮かんだ食べ物といえば小籠包ですかね笑

台湾の小籠包は有名なところはもちろんですが、ローカル的なお店もすごく美味しいです。
小籠包だけではなく、火鍋、炒めビーフン、空心菜炒め、牡蠣のオムレツ、カラスミ、そしてタピオカミルクティー等。
食べ物だけで一つブログ記事が書けるぐらい内容は盛りだくさんです笑
日本人の舌に合う味付けの食べ物が多い為、料理を食べるだけの為に台湾に旅行するのも面白そうですね。
物価も日本より安いので、少し贅沢できるのも良い所だと思います。
私の1か月の生活費を公開しております。ぜひこちらの記事も読んでみて下さい。
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安全、親日
最後の理由としては安全な点です。
私は言語学校時代から現在まで数年台湾に住んでいますが、スリにあったことや怖い人に脅されたことは一切ありません。
自分から喧嘩を吹っ掛けるような人や泥酔して手持ちの財布をほったらかしにするような人は除外しますが、至って普通に過ごしていれば危ない目に遭うことはかなり稀です。
但し、日本と同様に過ごすのではなく、外国にいるという意識を持つのは忘れないようにしましょう。
あとは一番の親日国といっても過言ではないぐらい台湾には親日の方が多いです。
東北大地震では台湾からは多額の寄付や支援を頂きました。
そのお礼として日本からはアストラゼネカワクチンの無償支援を行いましたが、その時の台湾メディアはこのニュースで持ちきりでした。
大地震の時だけではなく、日本がコロナでマスク不足になっている時も台湾はマスクの無償支援を行ってくれ、
日台友好を改めて感じた瞬間でした。
困難な時はお互いに助け合う精神を今後も忘れずに国と国の絆だけに留まらず、人と人とがお互いに思いやり、助け合うような交流が今後もできることを祈っております。
コロナが終わった後に台湾の経済を助けることも含めて、ぜひ台湾を最初の旅行先としておすすめします。

まとめ:コロナ後の海外旅行先は台湾:ズバリ 近い、安い、美味い、安全

コロナがいつ落ち着くのか分かりませんが、いつかコロナが終わり、普通の生活が戻ってきたら、
ぜひ台湾を最初の旅行先として選んでいただき、コロナ以前のように楽しめることを心待ちにしております。
旅行をいっぱい楽しむために、今は節約しましょう。
先ほどもご紹介した下記ブログ記事の通り、
【台湾現地採用の1か月の生活費公開】私は頑張って節約しています。
旅行だけではなく留学に興味を持たれている方は下記記事に目を通してみてください。
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